高杉家と木戸家@萩

2010年09月12日

レンタカーにて萩に着き、まず向かったのは桂さんちと高杉さんち。
35度以上の暑さの中での城下町探索は辛かったけど
「龍馬伝」では薩長同盟が結ばれたばかり。
そのタイミングで萩を訪れることができたのはラッキーだった。
歴史には詳しくない私でも
桂小五郎と高杉晋作が、まるで隣人のように感じられ
「高杉さんち」「桂さんち」と
友人宅に遊びに行くような感覚になれたのだ。

これが木戸孝允邸。
まるで、谷原章介の生家みたいな気分で見学してました。
見学料は100円。

木戸孝允邸

★ルームシェア、ルームメイト、ルームシェアはルームシェアスタイル★

若い子達(23~29歳)と飲んでいた際
「いづみさんて、自分のこと可愛いと思ってるでしょ?」と
一番仲のいい男の子A君に指摘された。
そんなことを皆の前で、しかも、自分より遥かに若い女の子しかいない席で言われた私は動揺した。

「可愛いだなんて思っていないよ」と言うのが正解だとわかっていても
そんな当たり障りのないことを言うなんてつまらない。
だから私は、咄嗟にこう言い返した。
「若いときは可愛いと思ってたけど、悪い?」と。
一瞬、皆が凍りつく。
「恥ずかしいな、このオバサン」てのが若者達の本音だろうが
年長の私にそんなことを言える者はいなかった。
だからといって、他にうまいフォローの仕方もわからず、みんな言葉に詰まっていた。

酔ったA君は更に続ける。
「ホント、自意識過剰だよねえ」

いい加減にしろA君。
殺されたいのか・・・

「自意識過剰」については、旦那にもしょっちゅう言われているので
大して気にもならないのだが
仲間内ならともかく、初めて会う人達がいる中で言ってほしくないわけ!

とはいえ、これはぜーんぶ自分が蒔いた種なのだ。
いくら気心知れてるとはいえ
「自分のことを可愛いと思っている自意識過剰な30女」だと
少なくともA君には思われているわけだもの。
恥ずかしいことこの上なしと思う一方で
女は誰しも、自分のことを可愛いと思いたい願望があるのではないかと思う。

メイクを終えて鏡の前でチェックする瞬間
「ド・ブス」と思う女はいないはず。
しかし、その後、待ち合わせていた女友達を見て思う。
「やっぱり、私なんて全然ダメだ」と。
「ブス」と「可愛い」の繰り返し。
これが女の日常であり、人生。
そんな気がする。

★ルームシェア、ルームメイト、ルームシェアはルームシェアスタイル★

「いい部屋が見つかったのでシェアハウスを出ます!」
清清しい笑顔で私に報告をしてきたのは27歳の男の子。
3年間同棲していた彼女から、突然、別れを告げられたのが1年半前。
出て行く彼女に家具と電化製品を全て彼女に渡してしまった為
とりあえずシェアハウスに入っていたのだ。

しかし、とりあえずが半年になり、1年になりと
一向に、シェアハウスを出る気配がなかったため
このままずっと暮らし続けるのかと思ったが
「ここにいたら、ダメになります。だから、もう少しお金が貯まったら出ます」ときっぱりと言い
結局、1年半のシェアハウス生活を経て、晴れて一人暮らしをはじめたのだ。

私が一時期、生活していたシェアハウスは
女ばかり10人で、毎日が就学旅行のように楽しかった。
だからこうしてシェアを推進しているわけだが
当然ながら、全てのシェアハウスが快適なわけではないし
全てのシェアメイトが素敵な人であるわけではない。

彼はシェアハウス自体に嫌気がさしたわけではなく
そこで暮らしている「人」に引きづられたくなかったからだという。

低い家賃のゲストハウス・シェアハウスは
働く意欲がない人が多く住んでいると言われている。
これは、日本に限ったことではなく、欧米でもアジアでも同じ傾向だ。
しかし、彼が住んでいたのは家賃75000円のシェアハウス。
75000円といえば、都内で働く20代の会社員の平均家賃だ。

この不況で、定職に就けていない人が増えているのかもしれない。
シェアハウスと人材斡旋会社が手を組むことはできないだろうか?

今日はそんなことを考えながら、一人家に帰ってきた。
何かと何かを結びつけたり
誰かと誰かを引き合わせたり
そんな仕事が、私は好きなんだよね、基本的に。

★ルームシェア、ルームメイト、ルームシェアはルームシェアスタイル★

1年に1度の女

2010年09月06日

美加登家で鮎を食べながら思った。
美味しい鮎は1年に1度食べたいけれど、1年に2度は食べなくていいなあと。
他にそう思う食べ物って何だろうかと考えた。
ふぐ・・・だろうか。

神田うのちゃんのように、お金持ちだったら
夏の間に2度も鮎のコースを食べに行くのだろうか?

それは、わからないけれど
鮎の塩焼きだけならともかく、コースで堪能してしまうと
心もお腹も大満足で、二度食べたいと思えなかった。

これって男と女にたとえたら、どうだろうか。

1年に1度でいいから、どうしても会いたいと思ってもらえる鮎女と
強く会いたいとは思われないけれど、なんとなく声をかけてもらえる鮭女。

どっちがいだろう?

昔、「1年に1度でいいから、会い続けてもらいたい」と言われたことがあった。
その男性は妻子持ちであり、私は独身だったから彼はそう言い
私はそのシチュエーションに酔っていた。
その後、1年に1度の約束は果たせず、中途半端な擬似恋愛に終わった。
不倫はいけないから、とかそういうことではなく
やっぱり毎日でも会いたいと思うほど、強い気持ちではなかっただけなのだろう。

1年に一度でいいから会いたい気持ちは
1年に一度でいいやという気持ちと紙一重なのだ。

一方で、いつも飲み会などで声をかけられる女。
とびきり美人ではないけれど、普通以上のルックスとファッションセンスで
空気を読みながら、話を盛り上げてくれる子がこのタイプ。
私の周りにいたこのタイプは、今はもうみんな結婚してしまった。
なんせ常に声をかけられるから、出会いの数がめっぽう多く
「いい男がいない~」
なんて悩みとは無縁だから。

それでも私は、女に生まれたからには鮎に憧れる。
高級鮎コースは無理だろうけど
せめて鮎弁当くらいは目指したい。

★ルームシェア、ルームメイト、ルームシェアはルームシェアスタイル★

子育て支援マンションとして企画された
東急リロケーションの「ブローテ大倉山」が大人気。

東横線徒歩9分の立地のブローテ大倉山は
ポーラの社宅跡地に建てられたもの。
子供の生活音に配慮した十分な床スラブ厚だったり
ベビーカーの乗り降りスペースを設置されえいたり
子育て世帯の目線で設計されているのが特長。

マンション敷地内に横浜市認可保育所もある。
但しこれは、入居者が優先されるものではなく、あくまで入園は市の選考によるとのこと。
保育所不足の現状を考えると仕方のないことだけど
こういう試みの成功が、将来につながっていくと思うので
不動産会社にはもっともっと頑張ってもらいたいなあと思う。

鮎正本店@美加登家

2010年09月05日

日本一の鮎を食べるために、週末を利用していざ島根へ。
ミシュラン★を獲得した新橋「鮎正」の本店にあたる「美加登家」
鮎コースを堪能するのが目的の小旅行。

以前から、鮎正の評判は知っていて(神田うのちゃんもお気に入りとか
「行こう、行こう」と誘われていたのだが
なんせ鮎コース15,000円なので、自腹で行くのはちょっとなあと思っていた。
特別、鮎が好きなわけではないし、私そんなグルメじゃないし。

しかし、テレビ番組で「美加登家」の特集を観て
新橋にお店を出したご主人の心意気に感動した。
当時は冷蔵庫がなく、ひたすら氷で冷やして鮎を送る。
採算は取れず、赤字続きだったが
「東京の人にも、美味しい鮎を食べてもらいたい」
という強い気持ちで、島根から東京に鮎を送り続けたのだという。

とはいえ、飛行機代かけて島根に鮎を食べに行くほど
私はお金持ちでもないし、美食家でもないのだが
ちょうど9月で期限が切れるマイレージがあったのだ。
そこで「島根鮎ツアー」に参加することを決意した。

日中は萩・津和野を観光し、夕方、美加登家へ。
コースの内容は次のとおり。

・珍味   子うるか、苦うるか
・お造り  鮎洗い
・御椀   清汁仕立て(子鮎、冬瓜、口柚子)
・焼物   鮎塩焼き
・煮物   うるか茄子
・強肴   うるか味噌揚げ
・酢物   鮎姿造り
・止椀   白味噌仕立て
・食事   鮎めし
・香の物 季節盛り
・菓子   青梅甘露煮

鮎7~8匹分は使われている贅沢この上ない鮎コース。
メインの塩焼きなんて、皮はカリカリで香ばしく、中はふんわり。
こんな焼き方、専門店じゃなきゃ絶対にできない!

美加登家での鮎コースは、美味しいだけにとどまらず「感動する」。
ただ、あまりに堪能しすぎて、今年はもういいや、来年また食べに行こうと。
次はさすがに、津和野ではなく、新橋の鮎正だけど。

鮎(清汁仕立て)

UR賃貸と足立区

2010年09月01日

UR(都市再生機構)と足立区が
子育て世帯を支援する取り組みを年内にスタートするそうです。

ハートアイランドSINDEN 
一時保育サービス付のキッズルームがあったり
保育ママ(家庭福祉員)によるグループ保育もスタートするとか。
日本ではなかなか広まらなかった保育ママが普及すると
働くママも、働けないママも大助かりなので、うまくいくといいなあと思います。
ちなみに、このUR賃貸では住居の4戸を保育ママに開放するそうです。

住宅が供給過多になりつつあるこれからは
コンセプトがしっかりした住宅が選ばれるようになるような気がします。

一般住宅とは逆に、需要が伸びているシェアハウスも
何か売りがないと、空室が増えてしまうかもしれませんね。

酒徒庵

2010年08月31日

好きなお酒を聞かれたら、迷わずに
シャンパン、ワイン、ビールと答える。
焼酎は自ら頼むことはないけれど、日本酒は好き。
そんなわけで、先日、四谷の「酒徒庵」へ。

このお店、日本酒専門店なので、飲み物は日本酒しか置いてない。
と書いてあるけど、ビールはあってホッとした。

自慢料理は牡蠣と干物。
生牡蠣と焼牡蠣をオーダーする。
どちらも1つ1000~1200円。
ちょっと高いかなと思うけれど、大きさと味を確かめれば納得の金額。
本当に美味しいの。
オイスターバーより、和食として食べる牡蠣が1番!

日本酒の種類は豊富で、半合300円~。
静岡の磯自慢とか、ちょっと高めのお酒は400円。
大人数で来ると、いろいろ飲めて楽しいけれど
客層が落ち着いているので、若者はちょっと浮くかもね。

日本酒好きの人には、おすすめです♪

家探し@白金

2010年08月29日

人生で初めて、売買物件の内覧をしてきた。
エリアは白金。
自分とは関係ない世界の人達が住む場所と思っていたけど
ギリギリ手が届く金額の物件もあると知り、早速、不動産会社に問い合わせたのだ。
当然、中古で狭い物件だけど、高台にあるため風通しがよくて気持ちいい!
ここに住んだら、

シロガネーゼ♪
なんて浮かれていたけど、私のような凡人が住む場所じゃないんだろうなあ。
でも、すごく素敵。
都会なのに静かで洗練されてて、是非、住みたい!
と、やや興奮ぎみの不動産巡りの1日だった。
これから、もう少し、他のエリアも探索してみようっと。
 

 

不器用な人

2010年08月25日

「不器用なんですよ、あなたは」
そう言われて、少し凹んでいる。

不器用な人って、一瞬、嘘とかが下手な純粋な人に聞こえるけれど
要するに要領が悪い人、頭が悪く損ばかりしている人のことだと私は思う。
私が今回言われたのは、この「損をしている」という意味合いが強かった。

先日、友達夫婦と食事をしていた時のこと。
妻の方が「うちの旦那は、うまいから、上司に好かれてるの」と言っていた。
その夫婦は社内結婚なので、妻の言い分は外れてはいないのだが
たとえ、そんな事情がなかったとしても
その旦那が、要領がよく、スイスイっと世の中を渡っていく男だというのは自明の理であった。

不器用な人と言われるより、「要領がいい」と言われたい
バカ正直な人と言われるより、「上手に嘘がつける人」と言われたい。

結局それが、誰かを人を傷つけることなく
多くの人を幸せにできる人だと思うだなんて、キレイことを言うつもりはなくて
ただただ、「頭が悪い人」と思われたくないという、自尊心ゆえだけど。