理想の家

2010年08月25日

最近、週末の家飲みが増えている。
友達が続々と結婚し、新居を購入しているから。
東京在住の友達も、地元の友達も、地方に住むことになった友達も。
みーんな家を買っている。

子供の頃の夢は、大きな家に住むことだった。
私の実家は3LDKの平屋であることがコンプレックスだったからだ。
平屋といっても、当時の家の間取りとしては珍しく
リビングダイニングが16畳あり、庭には芝と白樺が植えてあり
田舎にしてはお洒落な家だったが
どんなに狭くても、2階建の家に憧れていた。
階段を上がって2階の子供部屋に行くというのが、ちょっとした冒険のように思えたのだろう。

でも、大人になって、結婚した今は小さな家がいいなあと思う。
この前、遊びに行った友達の家は
都心の一等地に100㎡以上の一軒家で
バス&トイレなんか「高級ホテル?」って思うほど素敵だったけど
同時に「私はこの家をピカピカなまま、維持できない」と思ってしまった。
掃除は苦手・・・

でも、それを抜きにしても、私は小さな家がいいと思う。
常に家族の姿が、目に見えるのが理想だから。

一方で、人を招くのが好きだから
広いリビングダイニングの家にも憧れる。
でも、経済的にそれは無理だとわかっているから
無意識のうちに「小さな家でいい」と思っているのかもしれないな。

家探しほど、お金の大切さを痛感するときはない。
特に、「買う」となると
飲みにいくのを控えるとか、買いたい洋服を我慢するとか
ちょっと我慢しただけではどうにもならない現実にぶつかるからだ。

いつの日か「それでも家を買いました」と、言える日が私にも来るのだろうか???

ベネチアに恋して

2010年08月22日

20代の頃は、毎年、夏休みになると1人で海外に繰り出していた。
ドイツに始まり、インド、カンボジア、サムイ島(タイ)、イラン、中国雲南省、ウィーン&プラハ等。
それがここ数年はずっと日本で過ごしている。
結婚したり、引っ越したりと、バタバタしていたので仕方がないのだが
今年は特に何かがあるわけでもないのに日本にいて
ただ暑さに耐えているだけなので、全くリフレッシュできていない。

そこで、勝手に来年の企画を立て始めた。
第一希望は、ベネチア発のアドリア海クルーズ。
ベネチアはヨーロッパの中で、私が一番好きな都市だ。

前回の訪問は一人旅だし、貧乏旅行だったので
窓のない湿っぽい宿に宿泊したのだが
今度は部屋から運河が臨める部屋に泊まりたい!
多少、高くてもいい!
そう思ってホテルを調べてみると
あの有名なベネチア貴族・

ルームシェアをする前に一番話し合ったことは
「恋におちたら~」どうするかということだった。
最初は「ありえない」と思っても、一つ屋根の下で若い男女が暮らすのだから、
恋に落ちる確率は、梅雨時の降水量といい勝負なのではないだろうか?
私達はルームシェア生活を始める前に
「恋におちた時」の約束事を決めておいた。

片思いなら、本人がどうにかすれば済むけどカップルが誕生した場合、
残った者が暮らしづらくなり引っ越す必要性が出てくる。
引越しはタダじゃできないので、実害が生じる。

そこで、私達はカップルが誕生した場合、罰金を科すことにしておいた。

掃除もゴミ当番も何も決めていない私達の唯一の約束事。
この話を切り出したのは、意外にもユリ姉だった。
普段は実にあっけらかんとしていて、
何事にも動じない彼女だが
物凄くハンサムなミッヒがいると、
私の声が1オクターブ以上高くなっていることに
いち早く気づき危機感を感じたようだった。
罰金は「一人10万円」で話がつきました。

その後、罰金を科す約束をしたことさえ
皆忘れてしまっていたけれど、最初の約束は大切!

★ルームシェア、ルームメイト、ルームシェアはルームシェアスタイル★

恋人VSルームメイト

2010年08月22日

シェアを始めた2年前、友達から口々に言われた。
「彼氏はいいって言ってるの?」
恋人以外の男と同棲するのではない。
あくまでもルームシェア。
バス・トイレは一緒でも、部屋は別々。
トイレが共同のアパートに下宿しているようなものなのに、なぜ恋人は快く思わないのか?
ということで、今回のお話は「恋人VSルームメイト」です。

シェアを始めた2年前、私には付き合って2年半になる恋人がいた。
「ルームシェアをしてみようかと思うんだけど」と彼に言うと・・・・・・ 
「へえ、面白そうじゃん。いい経験になるよ、きっと」予想通りの反応だった。

「俺以外の男と暮らすなんて、許さない」ではなく
「面白いこと考えついたな。さすが俺の彼女」
と誇らしく思ってくれたように感じたのは、気のせいではなかったはず。

実際にシェアを始めると、彼はちょくちょくうちに遊びにきた。
ミッヒの好物であるワイン&チーズを携えて。
 
シェア開始当時は恋人がいなかったユリ姉とミッヒに恋人ができてからは、
お互いの恋人達を呼び、ちょくちょくホームパーティーをしていました。
私達の恋人達は、日本人のサラリーマンだったが
ルームシェアをしていることに不快な思いをしていなかったと思う。
実際、ユリ姉もミッヒもシェアのことで恋人に何か言われたことは一度もなかったようだったし。

これでは話が終わってしまうので、もうちょっと踏み込んでみる。
恋人が自分以外の異性と暮らすことに諸手を上げて賛成できる人は私の彼くらいで、
不安がつきまとう人の方が多いのかもしれない。

一緒にいる時間が長いのはルームメイトだし
お風呂上りの緊張感のない姿をさらけ出すのもルームメイト。
そして、これが一番重要なポイントなのだが
恋人より遥かにルームメイトの方がセクシーである場合、
二人のセックスシーンを妄想して身悶えする恋人を
「嫉妬深い」の一言で片付けてしまうのは酷だと思う。

では、ルームメイトと恋人の違いは何か?

「ルームメイト」はお互いのメリットの為に生活を共にする相手。
「恋人」は損得抜きに、理屈抜きに、ただただ愛しい相手。

メリットの為に一緒にいるルームメイトと
デメリットがあっても一緒にいたい恋人。

その存在価値の違いがわかっていれば、何も心配することはない。

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ルームメイトの裸

2010年08月22日

うううっ、暑い暑い、シャワー浴びなきゃ~とお風呂場のドアを開けると、
スッポンポンのルームメイトが!
そんなことは滅多にないけど、確率はゼロではない。
同じ屋根の下、同じお風呂を利用しているのですから。

【相手の裸を見てしまった時】
【自分の裸を見られてしまった時】
今回はそんなお話。

ルームメイトを選ぶ際の絶対条件として
「定収入があり保証人がつけられる人」というのが挙げらるが、それだけでは「生活」はできません。
家の中でタバコを吸う人や、最低限の常識を持ち合わせていない人では困る。
それ以外で、異性のルームメイト選びに限り私が重視したのは、
間違って(彼の)裸を見てしまった時「まあ、いいか」と思えるかどうか。

好きでもない男の裸だ。
見たら最後、翌日からうなされる可能性大!
平穏な毎日を送るためには、重要な条件。

 ではシェアをしたいと連絡してくる男性達に会う度に、私はその男の裸を想像していたか?
答えは「YES」(単に私が人一倍Hなだけ?)
大学生・TVカメラマン・エンジニア・WEBデザイナー・・・・・・
シェア希望の男性に10人程会ったが
「まあ、いいか」と思えたのはミッヒだけだった。

この話をユリ姉にすると「見ても、うなされやしないよ。
考えすぎ考えすぎ。
でもさ~ミッヒの裸だったら『ラッキー☆』って感じじゃない?
いづみちゃん知ってる?西洋人て髪はブロンドでも・・・・・ウフフ(笑)」

なんだか「男の裸」の話になってしまったが、
不思議なことに自分の裸を見られた時のことは、全然考えなかった。
こんな出腹を見たら、やはりうなされるだろうな~のこのこBlogを参考にダイエットしなきゃと心に誓った。

最後に実際にミッヒの裸を見た感想を。
実は、パンツ姿しか見たことないのでわからない(本当に!)。
彼はガードが固く、フランス人のように裸で寝たりもしない。
結局、一緒に暮らした3年間で一度もそんなことはなかったなあ。
残念。

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密室から漏れる声

2010年08月22日

「ねえ、聞いてみようよ」
私とユリ姉はミッヒの部屋の前で
耳をダンボにしていました。
ミッヒが女の子を連れ込んだからだ。

私達は普通のファミリーマンションに住んでおり、各部屋には鍵がなかった。
そこで、家に誰かを呼ぶ時にはトラブルを回避する意味でも、事前に承諾を得ることにしていた。

シェア当初は、どんな友達が何人来るかいちいち説明していた私達だが、
3年目ともなると「明日、友達が来るから」の一言で終わり。
私の友達が来た場合、ユリ姉も一緒におしゃべりに加わります。
その逆もしかり。
しかし、ミッヒが女の子を連れて来た場合、私達はあまり話をしなかった。
社交的な私達は、誰であってもフレンドリーだが
相手の女の子がタジタジになってしまうことが多いのだ。

デカい女2人に、上から下までジロリと見られるから?
もちろん、私達は笑顔で挨拶しているつもりなのだが・・・。
しかし、その方がミッヒには都合がいいようだった。
すぐに自分の部屋に連れ込めるから。

やることは毎回一緒。
部屋の電気を消して映画鑑賞。
私は本当に映画を楽しんでいるのだと、信じて疑わなかった。
恋人同士ではなく、友達同士なのだから。

「なわけないじゃん!」と、ユリ姉。

「映画観るだけなら映画観行くでしょ?部屋来ないでしょ」
しかし、恋人じゃないみたいだし、一夜のアバンチュールってやつ?
「私、まだ処女です!」みたいな顔してるのに世の中怖い。

「ちょっと、聞いてみようか。何してるか、すぐわかるよ」
ユリ姉の、いつもの悪ノリが始った。
私達はミッヒの部屋の前で耳をダンボに・・・・・・でも、ぜーんぜん何も聞こえない。
映画の音声も、話し声も、もちろんユリ姉が言うところの「何か」をしている声も聞こえない。

「大変だよね。私達みたいな小姑がいちゃ、声出せないんだよ。フフフ」
そう言って、ユリ姉さんはリビングへ戻りました。

私はもう少し、様子を窺っていたかったけど止めた。
本当に声が聞こえてきたら、それこそ立ち去れなくなってしまいそうだから。

彼女達がタジタジになっていたのは、
これから起こるであろう密室での出来事に気持ちが高揚していることを、
私とユリ姉に悟られたと思ったからだったのだ。

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B型的シェア生活

2010年08月22日

私のルームメイトは3人ともB型。 
「血液型なんて関係ない」そう思った人は、
おそらくA型もしくはO型の人でしょう。
ルームシェアはB型地獄の始まりだった。

「気にしない」
B型人間の最たる特徴だ。
他人にどう思われようが、全く気にしないB型。
そんなB型人間が唯一気にすることが「B型」という血液型だと思うのだ。
私もユリ姉も血液型をものすご~く気にしていた。
デートの相手にはさりげなく、でも必ず血液型を聞き、
相手がB型だとわかると恋人候補名簿から除名する。
それとは逆に、相手の男が「A型(ユリ姉の場合はO型)」だと知るとホッとして
目の前にある恋愛道を開拓していく気になれる。

それほどまでに「B型」に敏感な私達が、なぜB型3人でシェアしたか?
いなかったのです!B型以外のシェア希望者が!
とにかくB型を敬遠したかったので、
ルームメイト候補者にはさりげなく血液型を聞いていたのだが、
聞いても聞いても「B」ばかり。
人生であれほど周りをB型に囲まれたことはなかった。

自己主張が激しく、他人に合わせようなんて微塵も考えないB型同士の生活。
ルームメイトとしては最高のメンバーが揃ったと思う一方で、
「でも、Bだしな~」という一抹の不安を胸に、シェア生活は幕を開けた。
実際のB型同士の生活は・・・・・・全てが適当。

【料理】各自で。冷蔵庫の中の物を勝手に食べても怒られたことは一度もない。
【共有部分の掃除】ユリ姉しかやらない。
【ゴミ出し】私しかやらない。
【家 賃】毎月、ユリ姉が集金し、振込む。
【光熱費】
口座引落。口座は私名義で、通帳もカードも全て私が管理。

ミッヒとユリ姉は通帳を見たことさえなく、
光熱費が毎月どのくらいかかっているかも全く把握していない。
私に言われた金額を払うだけなので、
私はズルして多く集金することも実は可能だったりする。

【雑費】
適当に5千円ずつ集めてリビングの袋に入れておく。}
洗剤などは雑費で買うが、誰がいつ何を買ったかお互いに把握していない。
もちろん、自分のお菓子を雑費で買っても誰も気づかない。

★ルームシェア、ルームメイト、ルームシェアはルームシェアスタイル★

2010/6/9発売のアンアン

2010年08月22日

「たのしい節約術」の43頁に私のコメントが掲載されてます♪

私のインタビューが放送されました!

2010/3/3 東京ウォーカー

2010年08月22日

「楽しい2人暮らし」特集。
ブルースタジオの大島さんと私の対談が掲載されています。